医学部受験の基礎知識①~実は高校選びから始まってます!~
こんにちわ!へげらもげらです。
今日は現役時代の偏差値30から再受験をして医学部に進学した実績のあるへげらもげらが医学部受験の考え方を紹介します。
へげらもげらの高校は偏差値65の地方公立進学校だったのですが・・・へげらもげら自身は300位(320人ぐらが全校生徒でした・・・)
(医学部進学実績は推薦以外はほぼなく、合格は地方国公立大やMARCHが主でたまに早慶上智・旧帝大があるので一般的には進学校ですが・・・医学部的には非進学校でした。)
だからあまり高校時代の大学進学はまじめにやってこなかったため良くも悪くも偏差値とか医学部進学に対する心理的な壁なんかは全くありませんでしたので全力で取り組むことはできました!

ふつうの受からないだろうという常識がなく、まぁ受かるだろうという自身だけはなぜかありました!!
進学校
- 地域の進学校ではなく医学部合格実績のある高校を選ぶ。
- 特進科と普通科で合格実績が別れていないのかを確認。
- 大体医学部への進学実績があるところなら面接などの情報もあるので確認する。
- 医学部進学志望の仲間とがんばる。

医学部進学実績のない進学校だとノウハウもなくただ学習をさせるだけの学校もあるのできちんと進学実績があるかどうかの確認が必要です!!
非進学校
- まずは受験の情報は学校にも先生にもないことを理解する。
- 自分自身も勉強する習慣がないことを理解する。
- 学校の教師ともめないようにする。
- その地域で医学部合格実績のある予備校を選ぶ。(大手の予備校がいいと思います。)
- 予備校や塾は高ければいいのではなく、フォローアップに定評のある所を選ぶ。

非進学校なら素直に勉強習慣がないし、進学情報もないことを理解して予備校や塾に頼りましょう。プライドだけでは成績は上がりません。
では高校によって異なる医学部受験!!いってみましょう!

へげらもげらの高校からはダントツ1位の人が4浪して地方国立大学の医学部に進学できるぐらいでした。

目次
医学部受験の地域性と高校受験
医学部受験は基本的に都市部が圧倒的に有利となります。
これはそもそもな問題ですが・・・
都市部は高校生や浪人生が多くなるため高校・予備校・塾に優秀な人間が集まります。
これは生徒もそうですが、教師ももちろん優秀な人が多いです。
地方のよくわからない高校だと指導力に???なところもあります。
そもそも、高校によっては受験を目標としておらず高校のカリキュラムを終えるだけを目標にしているところもあります。
最低でも周りも大学受験を考えるような高校をおすすめします。
もちろん、地方でも医学部合格実績を毎年出している進学校が必ず一つはありますので、まずはその高校への受験を考えてみてください。

受験は圧倒的に都市部の方が環境的に有利なんだね!
ただ普通科と特進科とコースを分けていて合格実績が特進科で稼いでいる高校などは普通科に入ってしまうと医学部には有利にならないので注意してください。
医学部に行くだけなら地域枠やAOなどの学力はある程度でいい場合もありますが・・・最初から地域枠やAO狙いだと、そこがだめだと・・・悲惨ですのでまずは一般入試合格の可能性を上げることを考えましょう!
医学部受験は公立・私立高校どっちがいい?
へげらもげらは公立だったため・・・一般的には受験に関しては私立の方が有利だと思っています。
それは私立のほうがカリキュラムを柔軟に扱っていて進度に差が出るからです。
ほぼ有名な私立高校では
- 数ⅠA.ⅡBは高校1年生までで終了
- 数ⅢCは高校2年生までで終了
- 英・数・物は進度に差があるが早い段階で高校カリキュラムは終了
と先取り学習が普通となっています。
先取り学習の利点は3年生に入る段階で大学受験の試験範囲を一通り終了してますので3年生を演習中心の学習に当てられるので・・・
そのため受験の私立高校生は圧倒的に有利となります。(公立なら予備校や塾をうまく使って学習進度を調整する必要があります。)
ただ、その授業の進行についていく頭脳と努力がないと難しいため、自分で早く情報を処理していけないなら地道にやっていく公立の方が向いている人もいますので注意が必要です。

もちろん上位の私立の話であって普通の私立なら学習進度は早くありません。医学部進学実績のある私立ならほとんどが先取り学習をしています。さらに地方なら公立のほうが医学部進学実績があったりしますので確認が必要です。
学校(先生)ともめない
これは、受験あるあるだと思うのですが・・・
地方で微妙に進学実績のある学校は宿題などでがんじがらめになる!
自分の高校の伝統と進学実績に自身を持っている高校の先生が多く、都市部の超進学校はある程度わりきりがあるのですが・・・
- 補修のような授業を大量に入れて時間拘束がある
- 宿題が大量にでる。
- 授業中の内職などは認めていない
- 高校にある理想の高校生像の押し付けがある。

へげらもげらは高校時代は受験にまじめではなかったので、ほとんどサボるか寝てましたので気になりませんでしたが・・・(受験する気があまりなかったので・・・)
上記の場合が多いです。
高校の先生からみると、良い学生というのは授業も真面目に出て、宿題もきちんとして、大学に行くというようなイメージなのでしょう。
このイメージに反する授業内容より先取り学習をする塾や予備校の学習を主体にすると、高校の先生は良くは思いませんので、もめる可能性があります。
もめると高校生活に結構ストレスになりますし医学部受験を諦めて普通の学部に行くときに内申点が悪いと受験にも影響が出ますので・・・先取り学習などの学校以外の勉強をある程度にするか、理解のある高校に進学するようにしましょう。

高校の先生は自分たちの力だけで合格実績を作っていると思っていますが・・・基本的に超進学校でないなら、いまは塾や予備校が合格実績を作っていると思ったほうがいいです。

まとめ
進学校
- 地域の進学校ではなく医学部合格実績のある高校を選ぶ。
- 特進科と普通科で合格実績が別れていないのかを確認。
- 大体医学部への進学実績があるところなら面接などの情報もあるので確認する。
- 医学部進学志望の人たちとがんばる。
非進学校
- まずは受験の情報は学校にも先生にもないことを理解する。
- 自分自身も勉強する習慣がないことを理解する。
- その地域で医学部合格実績のある予備校を選ぶ。(大手の予備校がいいと思います。)
- 予備校や塾は月謝が高ければいいのではなく、フォローアップに定評のある所が良いです。
医学部受験は、もう高校入学時から始まっています!
一番スムーズなのは都市部の私立の医学部進学実績の高校に進学して、予備校や塾も活用するが王道なのですが・・・すべての人ができるわけではないですね・・・
高校1年生から医学部目指すぞ!!とおもっても入る高校によっては情報や学習環境で遅れをとっている可能性があるということです。
ただ非進学校でも大手予備校や地方の医学部進学の塾やネット授業を主体とした学習環境も選べますので・・・合格は不可能ではないと思います!

へげらもげらは医学部進学実績のない高校、ノウハウの少ない予備校、ノウハウのある大手予備校を体験しましたが・・・現在は学習環境を選べる時代になってますので自分にあった学習環境を探してましょう!
- 周りの高校生よりも勉強量がかなりいることを理解する。
- 学校ではなく予備校や塾を中心に勉強計画を建てる。
- 医学部受験ということで学校で浮かないようにする。(生徒からも先生からも・・・)
- 努力は大事だが医学部受験だけにのめり込まないようにする。
- 自分で受験する医学部や大学の傾向について分析する。(ここは予備校や塾と一緒に考えたほうが圧倒的に良いです。)

正直言うと医学部受験をアイデンティティーにしている受験生がたまにいるけど、医学部受験をやめても、その後の人生を問題なく生活をできる余裕がないと医学部合格は、その人の能力を超えていると思います。
今回はここまでです。
今日も一日みなさんにとっていい日でありますように!!

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