こんにちは、へげらもげらです。
高松高等予備校で数年間を過ごして・・・学力は上がりました。
その頃のセンター試験で9割の点数を取れるようになりましたが・・・
2次試験で毎回落ちてしまう状態。
医学部には一生うからないんじゃないかとなやむ日々・・・
毎年くりかえされるイベント(模試・夏期講習・冬期講習など)
そんなわたしが最後にえらんだのが
駿台市ヶ谷校舎でした!!
今回は駿台市谷校舎のいいところ、わるいところです!!
いま多浪して悩んでいる人、医学部を志望しているが地方在住のためどうしたらいいのかわからないかたには有益な情報と思います。
ではいってみましょう!!

- 目次
- 駿台市谷校舎ってなに?
- 駿台市谷校舎のいいところ!!
- 駿台市谷のわるいところ
- 1:設備がやや古い傾向にある。(トイレや冷暖房の入れ替えなどは行っているので清潔感がある)
- 2:机は駿台特有でかなりせまい。
- 3:SA、SBよりしたのSC以下との格差があり、ややヒエラルキー化している
- 4:有名講師が多いのでもぐりに来る人が多い。
- 5:医学部受験によくある・・・主(ぬし)と呼ばれる多浪が存在する。(わたしも年齢的には主でしたが・・・初年度で田舎から来ていたので主扱いはされませんでした。)
- 6:主(ぬし)といわれる多浪生に誘惑されてだめになっていく一定数の人がいる。
- 7:駿台は御茶の水がやはり本部で校舎も多いため、夏期講習などは有名講師の授業をとると御茶ノ水への移動が結構ある。(通常授業は自習室を使いたいとき以外は市谷のみですみます。)
- 8:金額がかなりかかる。
- 9:国公立大医系プレミアムサポートや私大医学部コースもあるが基本的には合格率は高くない
- まとめ
目次
駿台市谷校舎ってなに?
駿台予備校は大手予備校で昔は代々木・河合・駿台が有名だったと思います。
いまは東進衛星予備校などの動画配信を主としている予備校などもあり選択肢はいっぱいあるかと思います。
また代々木ゼミナールは経営が厳しくかなり縮小されたのは時代を感じますね。
わたしが通った校舎は駿台予備校の中でも医学部専門校舎として存在する市谷校舎です。
ちなみに御茶の水から数駅で行ける都内の一等地にありますので関東内ではしっている人は多いと思いますが・・・
中四国・九州ぐらいのあまり進学校ではないわたしは、そこで浪人した先輩もいないためまったく知りませんでした。
知ったきっかけはやはり高松高等予備校で受かりきらなかったため、予備校を変えようという話になって、私自身がネットで調べて通うことにしました。
いちおう河合塾の麹町校舎も、できたころあたりであったため、どちらか迷ったのですが、実績のある駿台市谷校舎を選びました。(河合塾麹町校舎は市谷から、そんなに遠くないので一回いってみて、設備の良さにはビビりました・・・)
駿台市谷校舎のいいところ!!
ここで受かっているので基本的にいいことしかないような気もしますが・・・
ではいいところから行ってみましょう!(SA、SBのクラス分類は現在EX国公立大医系演習コースになっているようです。以前はスーパー国公立大医系コースがSがつくコースでした。)
- SA(一番上のクラス)はレベルがかなり高い
- SA、SBまでのクラスは、ほとんどが有名講師の授業
- 医学部受験の情報がかなりすごい(駿台自体の合格実績による、面接や試験の分析をしっかりしている)
- ティーチングアシスタント(チューター)が東大医学部生などの市谷OBで継続的に同じ人にフォローしてもらえる。
- 医療公演などのイベントもある。(おそらくOBの医師の受験体験記や合格したらどんな事があるかなどが実際に聞ける。)
1:SA(一番上のクラス)はレベルがかなり高い
SAはやはり駿台の医学部進学系の上位に位置するので生徒のレベルはすごかったです。(以前はトップでしたが・・・いまは御茶の水にSAの上のSXなるものがあるようです。)
基本的に一つのクラスが多分100人以上いたので一つのクラスでもレベルがかなり差がありますが、SAに入っていればどこかの地方国立大学医学部には受かる学力があるとされるぐらいでした。
SB上位もほとんどSA下位と差がないので地方国立医学部受かる学力は十分とされていました。
ただSAの上位は東京の有名進学校の・・・そもそもなぜ落ちたのという人や・・・
慶応大学医学部をけって東大理Ⅲを目指してそのまま一浪で受かっていく化け物みたいな人もいましたので・・・
そもそも、高校卒業時点で学力は充分で駿台市谷でなくても受かるだろうという人たちです。
ほとんどの人はそんな天才ではないので、入学したら後期のSA、SBを目指すのが目標になると思います。
2:SA、SBまでのクラスは、ほとんどが有名講師
やはり、医学部の根強い人気というのもあり。
配置されているのはほぼ全国的にも有名講師です。(参考書なども出版しているレベル)
ただ、有名講師でも教え方は基本的にオーソドックスで・・・
予習→授業→復習
のパターンは同じだと思います。(まぁ、東大理Ⅲいく天才は違うのかもしれませんが・・・)
だから有名講師の方々といってもそんなに・・・授業の内容はすごいと思ったことはなかったです。
でも、そんな有名講師の人がいつも基礎を大事にしろと言っていたのは・・・
印象的でしたし、自分の高松予備校でやっていたことが間違ってなかったと思えて継続的に勉強に取り組めました。
3:医学部受験の情報がかなりすごい(駿台自体の合格実績による、面接や試験の分析をしっかりしている)
これはかなりびっくりしました。
各大学の傾向や面接で聞かれたことなど、前年度受験した学生からのアンケートと思われる内容とその情報から分析した内容を志望校ぎめの面談のときに使用しますので、ものすごい安心感でした。
親も
「駿台の情報分析のおかげであんたは医学部に行けた」
と今でも言われます。
その駿台の情報分析で・・・
前年度まで受けている大学は基本的に偏差値が達していても問題傾向から受かるのは難しい。(自分はマーク試験得意だったのですが、2次試験で奇抜な問題をだすそこの大学は向いていないと指摘されました。)
それよりもマーク試験が得意なのでセンターで有利になるなら、それを生かして2次試験もベーシックな問題を出して来る大学をえらんだらいいという助言をいただき・・・
合格できました!!
しかし受けているときはかなり・・・不安でした。(2次試験もベーシックな内容のため合格者平均が8割ぐらいの得点が必要だった。)
ただ2次試験もかなりできて結局は合格者最低点を60点ぐらいオーバーして合格していましたので駿台の情報力と分析力には驚きました。
逆に高松予備校は地方予備校のため中四国の医学部進学実績はすごいいいので、中四国の医学部の情報は非常に多く持っていますが、九州、中部、東北などの地方医学部になると、情報はあまりないという状況になります。(これは地方予備校にはよくあることだと思います。)
4:ティーチングアシスタント(チューター)が東大医学部生などの市谷OBで継続的に同じ人にフォローしてもらえる。
これは最近まで受験生だった医学生から助言がもらえるということもあって、非常に新鮮でした。
(地方予備校だと教師に直接質問が多いですが・・・有名講師が多い大手予備校は講師の移動があるため、チューターやティーチングアシスタントが普通のようです)
ただ医学生といっても東大理Ⅲとかなので・・・学力はかなりすごくて・・・
7浪相当だったので年下の医学生に英語のリスニングや英作文の指導を受けていましたが・・・
充分ためになりました。
(ここで多浪していて年下に教わるのは恥ずかしいと思うなら・・・医学部受験は諦めたほうがいいです。そもそも、今後一生自分よりも年下の上級医に指導されることになるので・・・)
5:医療公演などのイベントもある。(おそらくOBの医師の受験体験記や合格したらどんな事があるかなどが実際に聞ける。)
これは、ほぼおまけですが・・・
医学部進学のモチベーションを保つためにイベントを用意してくれています。
ただ毎年同じ様な内容のようなので多浪すると・・・あまり嬉しくはないかもしれません。
ただモチベーションは高くたもてますので初めてなら受けてみたほうがいいでしょう!!
駿台市谷のわるいところ
ないと思って書き始めたんですけど・・・
結構出てきました・・・ただ駿台市谷というよりは医学部受験の問題点でもありますので正直に書いていきます。
- 設備がやや古い傾向にある。(トイレや冷暖房の入れ替えなどは行っているので清潔感がある)
- 机は駿台特有でかなりせまい。
- SA、SBよりしたのSC以下との格差があり、ややヒエラルキー化している
- 有名講師が多いのでもぐりに来る人が多い。
- 医学部受験によくある・・・主と呼ばれる多浪存在がいる。(わたしも年齢的には主でしたが・・・初年度で田舎から来ていたので主扱いはされませんでした。)
- 主といわれる多浪生に誘惑されてだめになっていく一定数の人がいる。
- 駿台は御茶ノ水がやはり本部で校舎も多いため、夏期講習などは有名講師の授業をとると御茶ノ水への移動が結構ある。(通常授業は自習室を使いたいとき以外は市谷のみですみます。)
- 金額がかなりかかる。
- 国公立大医系プレミアムサポートや私大医学部コースもあるが基本的には合格率は高くない。
1:設備がやや古い傾向にある。(トイレや冷暖房の入れ替えなどは行っているので清潔感がある)
これは河合塾麹町校が新しいので設備面は駿台市谷は古くからあるので・・・古めかしいです。
施設の投資はきちんとされていて更新もされているので・・・清潔感はあります。
まぁ、設備の良さで学力は変わるわけではないので・・・気にならない人は気にならないでしょう。
設備を気にするなら河合塾麹町も見学しに行ってみて決めてもいいかもしれません。
2:机は駿台特有でかなりせまい。
これはなんと言うんでしょうね。
河合塾の机に比べると高校の時の机に近い感じでかなり小さいです。
昔ながらの机ですので・・・親近感はわきますが・・・狭さには少しビビります。
3:SA、SBよりしたのSC以下との格差があり、ややヒエラルキー化している
これはSC以下のクラスの人も意識しています。
前期のSA,SBはほぼ一発でクラスが決まりますが・・・後期のSA、SBのクラス分けは前期の何回かのテストで決まりますので・・・だいたい成績が順当にきまります。
前期SA→後期SAだと気にならないのですが前期SA→後期SCとかに落ちる人もいるので・・・それで諦めて勉強しなくなる人や、後期良いクラスに入れなくて・・・遊びだす人もいます。
ただSCとかでも医学部合格している人はいますので基本的には
予習→授業→復習
で合格できると思います。
あきらめたら・・・基本なんにもなりませんので努力は大事です。
4:有名講師が多いのでもぐりに来る人が多い。
もぐるというのは自分のクラス以外の授業を受けに行くという行為です。
ただ・・・SDなのに有名講師の授業をうけたいがためにSAの授業に受けに来る人もいましたが・・・
テキストがかなり異なりますし
予習→授業→復習
が勉強の基礎なので基本的には受けることに満足している人が多いと思います。
以前書きましたが・・・どんな人にも学べないことはないというのが私の考えですが・・・
そのクラスに居るのはそれなりの理由がありますので、あたえられたもので努力するという潔さも必要だと思います。
医学部に進学する=難しい問題が解けるではないです。
私も難しい問題が解けるのではなく、どちらかと言うと失点を少なくすることによって高得点をだしていくという凡人的な勉強でSAに在籍していました。
たまに自分の学力にみあっていない、駿台のハイレベルな参考書を購入して・・・辛口の講師に早くそれは捨てて基礎をやりなさいと言われているひともいました。
私もSAにいましたが英作は苦手だったためZ会の英作文トレーニング入門編(いまは始める編、必修編になっているようです。)をただひたすら暗記して勉強しました。(夏期講習とかも取りましたが、基礎のみで大丈夫でした。)
5:医学部受験によくある・・・主(ぬし)と呼ばれる多浪が存在する。(わたしも年齢的には主でしたが・・・初年度で田舎から来ていたので主扱いはされませんでした。)
これは高松高等予備校にも存在しましたが・・・医学部受験です!!というと多浪が許されると考えている人たちです。
多浪していて、勉強しないなら・・・浪人やめればいいのですが・・・
いろいろ事情があるのかもしれません。。。
なぜかそういう人はある一定数います。多浪しているから努力していると思うのは間違った考えです。
外部から見たら7浪相当の私も似たようなものだったので、そう見られていると思うとつらかった記憶があります。
6:主(ぬし)といわれる多浪生に誘惑されてだめになっていく一定数の人がいる。
これも・・・よくあるはなしですが・・・
主は東京のいろいろな遊びスポットを知っているため、誘惑されてだめになっていく人もいます。
受験は自分にいいわけをしだしたら、ほとんど負けですので・・・
努力は怠らないようにしたほうがいいと思います。
7:駿台は御茶の水がやはり本部で校舎も多いため、夏期講習などは有名講師の授業をとると御茶ノ水への移動が結構ある。(通常授業は自習室を使いたいとき以外は市谷のみですみます。)
これはしょうがないのですが・・・
駿台は医学部進学の専門校舎の扱いです。
予備校の夏期講習は現役生や地方からの受講生も来ますのでおそらく利便性や教室のキャパを考えて御茶の水での授業が必然的に多くなります。
ただ、その移動も特に近いため気になりませんし、自習をするため御茶ノ水にいくという息抜き方法も発見できてよかったです。(同じ校舎に行くと同じメンバーで自習をずっとしているので、少し気が滅入る。)
8:金額がかなりかかる。
これは地方予備校と大手予備校との違いと思います。
地方予備校だと学費減額はすぐに取れますし・・・夏期講習なども結構やすめですが・・・
駿台ともなると学費免除は相当優秀じゃないと取れませんし、夏期講習はかなり高額なのでお金がかなり飛んでいきます。
住宅費用は含めなくてもたぶん100~200万円/年ぐらいは差が出ていると思います。
出してくれた親にはいまも感謝しています。
9:国公立大医系プレミアムサポートや私大医学部コースもあるが基本的には合格率は高くない
いちおうEX以外のコースも存在するのですが・・・合格実績はSA~SCぐらいまでのコースの国立大学志望の人たちが私立も併願して合格実績を出しているので・・・
駿台の私立専願にかようなら私立専門の医進系の予備校に通ったほうがいいかもしれません。
もしくは所属可能ならEX国公立大医系に所属するのがいいと思います!!
まとめ
- SA(一番上のクラス)はレベルがかなり高い
- SA、SBまでのクラスは、ほとんどが有名講師の授業
- 医学部受験の情報がかなりすごい(駿台自体の合格実績による、面接や試験の分析をしっかりしている)
- ティーチングアシスタント(チューター)が東大医学部生などの市谷OBで継続的に同じ人にフォローしてもらえる。
- 医療公演などのイベントもある。(おそらくOBの医師の受験体験記や合格したらどんな事があるかなどが実際に聞ける。)
- 設備がやや古い傾向にある。(トイレや冷暖房の入れ替えなどは行っているので清潔感がある)
- 机は駿台特有でかなりせまい。
- SA、SBよりしたのSC以下との格差があり、ややヒエラルキー化している
- 有名講師が多いのでもぐりに来る人が多い。
- 医学部受験によくある・・・主と呼ばれる多浪存在がいる。(わたしも年齢的には主でしたが・・・初年度で田舎から来ていたので主扱いはされませんでした。)
- 主といわれる多浪生に誘惑されてだめになっていく一定数の人がいる。
- 駿台は御茶ノ水がやはり本部で校舎も多いため、夏期講習などは有名講師の授業をとると御茶ノ水への移動が結構ある。(通常授業は自習室を使いたいとき以外は市谷のみですみます。)
- 金額がかなりかかる。
- 国公立大医系プレミアムサポートや私大医学部コースもあるが基本的には合格率は高くない。
まとめると
- 基本的にSA、SBにいるヒトはそもそも優秀と思ったほうがいい!!
- 東京の予備校にありがちな遊びの誘惑も多い。
- 有名講師もいっているが予習→授業→復習が合格の近道
- 下のクラスになっても地方予備校並みの授業レベルはあるのでしっかり勉強すれば合格も可能!
- 自分の学力を分析して自分にあった勉強をする。(目標は有名講師の授業を受けるではなく、医学部に合格することです。)
わたしは前期SA、後期SAに所属していましたが・・・
多浪という勉強時間のつみあげがあったので優秀ではなかったです。(失点が少ないのが特徴、難しい問題の対応力があまりないのが弱点)
ただ地方の予備校である高松予備校で、偏差値30台からでも努力すれば全国的に有名な駿台の市谷の前後期SAに所属できるぐらいの学力になるというのは受験のひとつのこたえだと思います)
今日はここまでです。
受験で悩んでいるヒトの参考になればと思います。
では今日も一日がみなさんにとっていい日でありますように!!
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