医師1年目~12月の給料~ついに1年のしめくくり!!年末調整はどうなった?
こんにちは、へげらもげらです!!
もう、年末で大忙しの時期だと思いますが・・・私のつとめていた病院は28日付近が給料日のため・・・年末調整が配られるのも年末ギリギリでした。
いまならATMはどこにでもありますし、クレジットカードもあるので大丈夫ですけど・・・
昔の12月30日ぐらいから1月3日までお店がほとんどおやすみの状態のときはかなり大変でした。
へげらもげらの病院は、いまだに月末が給料日なので、源泉徴収票(年末調整)をもらえるのが遅いため少しソワソワします。
コンビニや年末年始も店あいているので良いのですが・・・ふるさと納税だけはすぐにやらないと12月31日でその年の金額がリセットされてしまうので年末調整票で収入金額が確定したらすぐに上限までふるさと納税をするようにしています。

12月31日までがふるさと納税の締日なのでお忘れなく!!
では1年目12月の給料いってみましょう!!
目次
1年目12月の給料
給料の支給はやはり当直代が増減を支えていますが・・・
体力の限界があり、そこまで入れないので給料はよこばいですね。
ただ12月はサラリーマンにとっては嬉しい年末調整があります!!
1年目のときは¥75000円の還付があったので年末はボーナスと合わせてホクホクでした!

年末調整は払いすぎた税金がかえってくるんだけど・・・なぜかお得感はすごい!
ボーナス+給料+年末調整で12月の支払いは80万超えで・・・今まで手にしたことのない金額をもらってびっくりです!!
源泉徴収票
これを一発で見て分かる人はいないと思いますので少し解説しますね。
一つの職場から給与が出ているサラリーマンは複雑ではないのですぐわかると思います。
支払総額
これはその年(1月~12月)に職場から支給された合計金額です。
ボーナスを含むのとへげらもげらの場合は4月から勤務のため4月~12月の収入の合計金額となっています。
年収というよりは源泉徴収はその年にもらった給料なので4月から12月の収入の合計金額なので1年目は考えている額より少なめになります。
でも400万円を超えているためサラリーマンとするとそれなりの金額ですね!
給与所得控除後の金額
ここのあたりからわかりにくくなっていますが・・・
給与所得=収入金額-給与所得控除
給与所得控除はサラリーマンの経費みたいなものとされています。
収入金額によって控除の額は違いますが・・・だれでも控除されるので地味に嬉しいです!!
(収入金額によって控除額はもちろん違いますし、今後増税で削減されそうな控除ですけど・・・)
所得控除の額の合計金額
給与所得がきまったら次は所得控除の計算になります
課税所得=給与所得-各種控除
- 基礎控除(合計所得が2400万円までは控除されます。)
- 配偶者控除(配偶者の所得と本人の所得によって控除されます。)
- 配偶者特別控除(配偶者の所得と本人の所得によって控除されます。)
- 扶養控除(扶養する人によって控除されます。)
- 障害者控除(本人もしくは家族の状態によって控除されます。)
- 社会保険料控除(支払った全額控除されます)
- 生命保険料控除(生命・医療・介護保険それぞれ4万円ずつ控除されます)
- 地震保険料控除(地震保険に支払った5万円まで控除されます)
- 小規模企業共済掛け金控除(支払った金額全額控除されます)
- 医療費控除(支払った10万円以上の部分を控除されます)

FP3級をもっているへげらもげらも自信をもっていえます!わからん!!!
(毎年変わるし・・・)
給与所得控除は給与による収入がある人全てに認められる経費というイメージですが・・・
所得控除はその人の状態にあわせて、ここまで控除しますよ!!というものです。
最近話題になったのが配偶者控除の1000万円以上の年収制限ですね。
医師は基本的に年間の給与が1000万円を超えますのでほとんどの人が引っかかっていると思います。
(基礎控除2400万円に引っかかる人は医師でも高収入に入ると思いますが・・・一般勤務医ならほとんど関係ないのが現実です。院長や美容形成なら・・・!)
今後はおそらくこの部分がおそらく改悪されてくると考えられるので注意が必要ですね。

増税はいいけど、子育て支援系は残してほしい!!
(子供を生むこと育てることのネガティブなシステムは日本の未来を改善はしないと思います)
源泉徴収税額
ここが一番の気になるところ!
1年で払った所得税・住民税の金額です。
今考えるとめっちゃ少ない・・・
原因は400万円って結構サラリーマンの世帯がはいっているので・・・
控除金額が大きい+税率が低いのでこれぐらいの税になるみたいです。(あと1年目なので住民税払っていませんでしたね・・・)
課税所得に所得税(累進課税)+住民税(大体10%)をかけて計算されるのが実際の支払うべき税額です。
実際支払うべき税額-源泉徴収税額=年末調整で返ってくる払いすぎた税金!!
安心してください・・・来年から年収アップのため税はどんと増えます!!
社会保険料の等の金額
これは健康保険・介護保険・雇用保険・厚生年金などの社会保険料の支払った額すべてが控除の金額になるため結構大きいですね。
ただこれは控除とかはなくてもらった給料そのままにかかってくるので、収入が少なくてもそれなりの金額になってますね。
日本の現状ではここは減ることはなく増えていくので・・・少し辛いですね。
生命保険料の控除額
これもシステムがたまに変わるのですが・・・
個人で加入している医療保険・生命保険・介護保険の金額をそれぞれ4万円ずつ計12万円まで控除してくれます。

保険料は年末控除されるのでお得ですよ!!

全額じゃないのと・・・無駄な保険に入らないほうが得だろ!
わたしもこの控除されるマジックで保険に入っている時期ありましたが・・・
いらない保険はムダなのでやめましょう!!
保険の原則は確率小、損失大のものにかけるのが一番です!(リベ大より・・・)
まとめ
医師1年目の源泉徴収票・・・
サラリーマンとしては結構な金額を1年目からもらえるし、これから給料が伸びていくことを考えれば良いかもしれません。
ただ、へげらもげら的に忘れてはいけないと思っていることは・・・
- 浪人する可能性がある(へげらもげらは7浪相当の浪人。)
- 大学卒業まで最低6年かかる。(留年すればプラスあり!)
- 当直が1ヶ月5~10回近くある。
- 知識をアップデートし続けなければいけない

医師は給料いいけど・・・なるまでが結構大変!!私立のお金が払えないなら国立ですが・・・偏差値かなり高くて浪人すること前提になったり・・・多浪して諦めるパターンも多いため、医師になれないリスク、なっても仕事大変というワナがあります。
弁護士のように卒業しても給料がやすい問題はまだ医師には起こっていませんが・・・(コロナでむしろ危険手当が増加しました。)
地域枠による定員増加や新設の医学部のため医師の学生数自体が増えていますので今後は医師の給料も下がる可能性があると思います。
まぁ、私が現役の医師のときはまだ大丈夫かなと思いつつ・・・だんだん割に合わなくなってくる可能性はあるので、いま医師を目指そうと思っている人は注意が必要かなと思います。

医師の仕事はやりがいがあるのは良いですが・・・続けられる職業であってほしいです!
では今回はここまでです!
今日も一日みなさんにとっていい日でありますように!!
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