どうも、こんにちはへげらもげらです。
今日は病院の個室にまつわるお話です。
個室ってどういうイメージですか?
だいたい日本は4人部屋~8人部屋ぐらいが大部屋扱いで・・・
個室は一人っきりのプライベートが守られるけど、別料金がかかるというものです。
今回はそこにはいれるひと、はいれないひとのお話です!
そんな患者さんに対してどうやって対応したらいいかの答えも「まとめ」に書いていますので気になる人はそちらから読まれてください。

目次
個室に入りたいです!!

じゃぁ、入院で病室を探しますね!

先生、個室で探してもらえますか?

いえ、あなたは生活保護ですからむりですよ。

先生、個室代は私が出しますので・・・この人を個室に!!

個室代を払うのに、個室に入れないのは差別だ!!

・・・(まじか!?)
個室に入院できるのは条件があります。
たぶん、個室代さえ個室に入れると思っている人がいますが、そうではありません。
(これは病院によって違うとは思います。)
個室に入れる人は
- 医療費と個室代をきちんと払う。
- 医師が治療や看護上で必要と認める。
- 家族がその病院の職員・もしくは入院する患者自身が職員の場合。
今回はこの①に該当しますね。
生活保護の人は医療費自体が免除されていますので個室代を払っても基本個室には入れません。
これは別に差別ではなく・・・
個室代が払えるということは・・・財産があるということですので基本的に生活保護の受給対象としては疑義が出るということですね。
不正受給の可能性があるので生活保護課に連絡することになります。
今回は家族が払うと言っていますが、生活保護は受給するときに家族などの援助が受けれないというのが条件にあります。
家族の援助が可能という判断になると、これも生活保護が取り消しの可能性があります。(芸能人でも援助が可能なのにしなかったことが問題になりましたね。)
今回はこれを説明したら、怒って入院せずに帰ってしまいました。
ただ多分きつかったのでしょう・・・(だって、入院が必要な状態と判断されているんですから・・・)
次の日また来院して、大部屋に入院してもらいました。
②、③はインフルエンザやCOVID19などの感染症疑いなどは大部屋に出しにくいため個室を減免で入れたり、職員の家族は福利厚生で減免扱いで個室に入れるようになっているところもあります!(減免→減額・無料などの意味です。)
逆に認知症で危険なら、看護上の問題があるので大部屋にうつってもらうこともあります。
まとめ
- お金を一部払ったからといって何でもできるわけではない!!
- 病院には病院のルールがきちんとある。
- それを守ってもらえないなら入院自体ができない。
これは、日本の国民のほとんどがそうですが、医療費は1~3割負担だと思います。
だから7割以上は国の保険からの支払いです。
だから、個人の自由はすべて保証されるのではなく、ある一定のルールが存在しますので、注意が必要です。
- 申し訳無さそうに生活保護の取り消しの可能性があることを伝える。(生活保護の人はすごく取り消されるのを気にされるから、諦める人もいます。)
- 家族にも生活保護を取り消されても、やしなっていく覚悟があるかを確認する。(大体がやしなってはくれないので、家族にも説得に協力してもらえます。)
- 状態悪化の可能性を説明しても納得されない場合は一時帰宅とする。(むりくり個室対応に一度でもすると、その後の入院でも個室対応を迫られますのでルールは曲げないのが大事です)
- 病院自体に対応を依頼する。(医師ではなく事務などからも説明してもらう。)
対応方法は色々ありますが、無理なところは無理と説明するのと、病院全体での対応をしてもらうのが一番かなと思います!!
今回はここまでです。
個室は別にお金を払ったからといって入れるわけではないので・・・ご注意を!!
今日も一日がみなさんにとってよい一日でありますように!!

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