こんにちは!へげらもげらです。
COVID19感染も緊急事態宣言が出された状況で一進一退の状況が続いています。
行動制限があるので日常的な生活に支障が出ているとおもいます。
そんな中コロナ(COVID19)ワクチン接種のお手伝いに行ってきました!!
2021年5月ぐらいからはじまった日本のワクチン接種ですが、かなりの数の人に摂取していただいて状況は変わりつつあると実感しました。
今回は摂取現場で感じたことや3回め摂取や子供への摂取をまとめていきたいと思います。
現在でわかっていることはワクチンの3回目摂取は2021年12月以降、小学生以下の摂取は更にそれよりあとになりそうな印象です。(2021年9月23日時点)
目次
医療者から感じたこと
- 高齢者や中年の方のワクチン接種者が減ってきている印象。
- 中高生の接種が増えている。
- 午後の数時間で行っていたものが夜間接種も可能になってきている。
- 都市部ではかなり人の往来が増えている。
- 接種する人が増えているのもあるが問診票の記入・チェックが少しゆるくなっている。
- せめて挨拶はしてほしい
1:高齢者や中年の方のワクチン接種者が減ってきている印象。
これは印象ですが高齢者や中年の方の接種のわりあいはかなり減少しました。
ただ摂取するべき高齢者にある程度充分ワクチンが摂取できたので徐々に減ってきているのだと思います。
デルタ株のような変異株が今後も出てくることを考えると摂取できるときに接種しておくべきでしょう。
2:中高生のワクチン接種が増えている。
これはワクチン接種が12歳以上になったのと、ある程度ワクチン接種が進んだことによるものです。
接種会場でかなり若い人が増えているのに驚きました!!
わたしも子供がいるので・・・デルタ株が出てからはコロナが発生すると水泳教室や学校が休みになってしまうので親としてもつらかったです。(子供のストレスがたまるのと勉強が遅れてしまわないかの不安)
やはりワクチン接種が進むと確率的に流行が減るので親としても嬉しいのと医療者としてもワクチン接種に対しての理解が得られていることが嬉しいです。
3:午後の数時間で行っていたものが夜間接種も可能になってきている。
これも働く人や学校の後の学生の接種を考え導入されました。医療者以外の施設の確保、事務の確保も必要になりますが、地域社会の応援のおかげでなんとか可能になってます。
回数的にはすべての国民に打てるぐらいのペースで増えている状態です!!
4:都市部ではかなり人の往来が増えている。
これはいい面もあり、悪い面もありますが・・・
緊急事態宣言下ではありますが、経済がかなり疲弊しているのと抑圧された生活が難しくなっている状態だと思います。
ただワクチン接種がかなり進んでいる状況を考えるとある程度の緩和をしてコロナと付き合っていく形になるかと思います。
往来を気にせず歩ける数年前の世界に戻れる日も遠くないと思います。
5:接種する人が増えているのもあるが問診票の記入・チェックが少しゆるくなっている。
これはかなりヒヤッとするのですが
問診票の現病歴・基礎疾患を書いていないが病気がある人が結構いらっしゃいます。
これは接種判断が変わってしまうので毎回聞くようにしていますが・・・最近抗生剤治療を開始したのに治療中の病気がないといったりするのはこちらもびっくりします。
自分を守るためにも問診票はめんどくさくてもしっかり書いてほしいです!!
6:せめて挨拶はしてほしい
これは普段の外来でもあるんですが・・・
「こんにちわ」
といっても無視。
診察を終わっても無言で立ち去るのは・・・
確かに仕事としてやってますし、摂取したくないワクチンを摂取しに来ているかもしれませんが・・・
コミュニケーションとしてのアイサツはしてほしいです。
会話やコミュニケーションがあるほうが・・・医療者側のやる気も出ます!
あとコミュニケーションをすることによって患者さんの疑問に答えられたりもしますので、気になることがあれば問診時に聞いてください!
打たれる側から感じたこと
- クリニックなどでも打つことが可能になっている。
- 予約の混乱は徐々に収まってきている。
- 問診がややずさんな場合がある。
- 3回目接種はいつ??
- 小学生はいつから打てるの?
1:クリニックなどでも摂取が可能になっている。
これも開業医の先生の協力で徐々に広がって接種率向上の支えになっている印象です。
やはり身近なクリニックで打てれば便利ですね。
2:予約の混乱は徐々に収まってきている。
なかなか、難しいのがクリニックで接種可能となっているのですが、1~2回めを同じクリニックで摂取するのが難しかったり、最寄りのクリニックで摂取ができるかどうかは運次第というのもあり、まだまだ希望が通る状況ではないですが、選ばなければ予約できる状況にはなってきています。
ネガティブな報道もありましたが、それを改善していけるのがやはり日本の強さだと思います。
3:問診がややずさんな場合がある。
これは悲しい話ですが私の妻が経験しました。
妊婦として接種を推奨されクリニックに接種をしにいくと・・・
問診票を医者に提出→医師無言で問診票を見る→看護師さんがそのまま接種!!
妻も看護師なのでびっくりしたと言ってました。
こんにちはのアイサツもなく、妊婦さんですかの会話もなく・・・ただ用紙を確認して看護師さんが摂取するというルーチン業務だったみたいです。
地域の公民館とかで摂取している会場ではマニュアルが有りますが・・・
おそらくクリニックなどでワクチン接種をあまりしたことがないところだと、そうなるのかもしれません。(もしかしたらマニュアルがあるかもしれませんが確認はできませんでした・・・)
患者さんが挨拶してもらえないパターンはよく遭遇するのですが・・・まさか医療者側が無言という事があるのかと妻の話を聞いてびっくりしました。
ワクチン接種を手伝っている身としては少し残念な気持ちになりました。
4:3回目接種はいつ??
これは、国が3回目摂取はする予定と言っていますが、おそらく現状は1~2回目が優先だと思われるので、ニュースを見ていくしかない状況です。
現在のニュースでは2021年12月ぐらいが目標のようです。
ファイザー以外のワクチンで3回目摂取が必要かどうかはわかっていないためワクチンの種類によっては2回目で終了する場合もあると思います。(2021/9/23時点)
5:小学生はいつから打てるの?
小学生のワクチンも摂取ができるようになるとの話ですが、これはワクチンの製造メーカーが可能と発表しただけで、まだどうなるかはわかりません。これもニュースを見ていくしかないと思いますが・・・
ちなみに6ヶ月から11歳の摂取はファイザーが臨床治験しており5歳~11歳を接種可能という報告をしてアメリカで検討が始まりました。ファイザー以外のワクチン接種が拡大されるかは、まだ不明です。(2021/9/23時点)
アメリカで検討の段階ですので日本ではもう少し時間はかかりそうな印象ですね。
まとめ
ワクチン接種が全世界ではじまった時は・・・
日本のワクチン接種が遅れていることに対する報道が多かったですが、いまは世界トップではありませんが人口からみると摂取回数は増えてきている印象です。(公表している中では世界18番以内には入っているようです。)
欧米はすこし頭打ちのような上昇ですが、日本の接種率は伸びていきそうなグラフなので感謝です!!
ワクチン接種がアクセスしやすくなっていますが、接種さえすればいいという考えになってきている印象もあります。
起こりうる副効用を極力へらすのと接種するメリット・デメリットを考えるためにも問診が大切ですのでご協力いただければと思います。
(もちろんワクチン接種の問診のときにわからないことは聞いてもらって大丈夫です。むしろそのために問診があります。)
- ワクチン接種は進んできている。
- 3回目接種はファイザーについては2021年12月以降で行われる予定
- 5~11歳のワクチンもおそらく認可される可能性が高い。(接種予定は不明)
- ワクチンの問診のときのコミュニケーションは患者・医師にもメリットがあるのでしっかり行ってほしい!
今日はここまでです。
今日も一日みなさんにとっていい日でありますように!!
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