青色申告のためICカードリーダのパソリ300(RC-S300)を買ったので、実際に使えるかを調べてみたら・・・4000円に見合った機能はありました!
どうもこんにちわ。へげらもげらです。
へげらもげらは2021年に事業届けと青色申告承認申請書をだしまして今年(2022年)に青色申告をする予定なのですが・・・
青色申告には収入に対する控除(まぁお金が返ってくるものと思ってください。)の額には色々ランクがありまして、満額の65万円控除には基本e-taxでの申請が必要となります。
- 複式簿記で記載している。
- 電子帳簿保存をしている、またはe-TAXで申請している。

詳細はこちらをご確認ください。10万円・55万円・65万円の控除がありますが、どうせやるなら65万円の控除がネット情報も一番あるし、会計ソフトを入れるのならあまり手間は変わらないでe-TAXがおすすめです!
事業届けの提出時にマイナンバーカードをスマホで読み込みしたのですが苦労したため、青色申告のために買ったパソリ300が他の用途で使えないか調べてみたため報告します。
メリット
- Macで確定申告に使える
- マイナポータルへのログイン・確定申告・青色申告が可能(要マイナンバーカード)
- Edy、WAONの残高確認やチャージが可能
- 交通系ICカードの履歴を確認、出力も可能
- スマホと違い読み取りエラーが少ないのと読み取り時の手間が少ない。
デメリット
- スマホでもほぼ同様の機能がある。
- 価格が4000円程度とやや高価である。
ではいってみましょう!!
目次
パソリ300(RC-S300)の見た目
見た目はブラックでかっこいいですね。
本体のサイズはICカードより少し大きく厚いくらいで使いやすかったです。
パソリ300、パソリ380の違いについて
もともとパソリはソニーのICカードリーダーでパソリ380がありました。(パソリ380は10年ぐらい前から発売されていて安いですが2021年に生産中止となっています。)
そのパソリ380との違いは以下となります
- Macで確定申告に使える(パソリ300)
- 電子マネーの残高確認(Edyとワオン)とネットショッピング(Edyのみ)でつかえる(パソリ300、パソリ380)
- 交通系ICカードの利用履歴や残高確認できる(パソリ300、パソリ380)
- マイナンバーカードが読み取れる(パソリ300、パソリ380)

パソリ380のほうがパソリ300より古くて生産中止されている。(スマホとかだと数字が上がれば高性能だったり、新しい商品ですがパソリは300が最新で逆なのがややこしい)
パソリ380は2012年に発売された商品でICカードリーダーとしては定番の商品のようですが・・・10年間発売されないというのは安定性重視の商品のようですね!(他のシリーズも有りましたが・・・今後はパソリ380は生産終了しておりパソリ300単独の販売になるようです。)
1.Macで確定申告に使える(パソリ300)
これがこんかいの商品から対応になった新機能のようです。
長年Macではe-TAXの書類の作成はできるが提出が難しかったのですが・・・
いまでは
などもMacでの電子申告に対応しています。
パソリ300ならパソリ380と違いMacでの動作も保証しているので、わざわざwindowsを使う必要がありません。
これで確定申告・青色申告・マイナポータルへのログインすべて可能になります!

MacでもICカードを使っていろんなことができるようになってきました!!
2.電子マネーの残高確認(Edyとワオン)とネットショッピング(Edyのみ)でつかえる(パソリ300、パソリ380)
正直・・・10年前なら使ったかもしれませんが・・・
電子マネーの読み取りと書き込み可能なんですが、Edyとワオンっていま積極的に使っている人いるんですかね!?
ネット決済はクレジットカードの方が汎用性がありますし・・・
バーコード決済が普及したので、別に家で残高確認やチャージはしないような気がします。
それにEdyの親会社楽天も楽天payを押しまくってますしね・・・

調べてみたけど、専用のページに行かないとカードの読み込みやチャージできないのでめんどくさいのと使えるショップはあるけど・・・別にクレジットカードとかで良いような気がします・・・
3.交通系ICカードの利用履歴や残高確認できる(パソリ300、パソリ380)
たぶんe-TAXをしたりする人には便利に感じる機能かもしれません。
対応した交通系のICカードを読み取ることが可能です。
CSV形式で書き出したり利用履歴や残高を確認できるため、交通費の経費の申請が楽になります。
またパソリ300ではパソリ380のようにアプリインストールではなく、Web上のアプリで確認できるため気軽に使えるのもいいですね‼
ただバスの駅がうまく表示されないのとコンビニなどの買い物も表示されるのは好みが分かれるところですね!!

ただし20件しかカードに履歴が保存されないみたいで、忘れずにパソコンに保存する必要はあります!
4.マイナンバーカードが読み取れる(パソリ300、パソリ380)
たぶん自宅にICカードリーダーを設置する人は
がほとんど主目的だと思います。
この機能はパソリ300、パソリ380両方にありますので問題なく操作可能ですね!

へげらもげらがパソリ300を購入したのは、青色申告のためでしたがパソリ380でも問題はなかったようです。
パソリ300は実際使えるのか?
- Macで確定申告に使える(パソリ300)
- 電子マネーの残高確認(Edyとワオン)とネットショッピング(Edyのみ)でつかえる(パソリ300、パソリ380)
- 交通系ICカードの利用履歴や残高確認できる(パソリ300、パソリ380)
- マイナンバーカードが読み取れる(パソリ300、パソリ380)

やっぱりメインの機能はマイナポータル、青色申告、確定申告に使えるところですね!!
10年前の機種と比べての大きな違いは
- Macで使える!
- Webアプリで交通系ICが読める!
という機能の追加が主要機能でした。
Macでは青色申告がアプリの制限もあり難しいと言われていましたが・・・これなら安心して出来そうですね。
ほとんどの人の使いみちとしては自宅でマイナンバーカードを使い各種手続き(青色申告・確定申告など)が可能なところだと思います。
パソリ300は本当に必要か?
ただ最近のマイナンバーカードは国が普及をあとおししだしたということで・・・
マイナポイントの大盤振る舞いで合計2万ポイント付与!!
パソコンではなくスマホでの操作を前提としたサイトづくりもおこなわれ・・・
パソコンでもスマホがFeliCa対応機種ならスマホとの連携でマイナポータルへのログインや各種手続きが可能になりました
また確定申告・青色申告も同様にパソコンでもスマホからのICカード読み取りに対応しており、スマホさえあれば手続きが可能となっています。
問題点としてはFelica対応スマホで読み取り可能となっていますがQRコード読み取りやICカードのスマホでの読み取りなどの作業があり煩雑になることは間違いないと思います。

へげらもげらもスマホごとにICカード読み取り位置が違って読み取り失敗しました。
パソリ300なら基本的にICカードを備え付けて置くだけで読み込みが必要なときに読み込んでくれるので設定を一回したら読み込みエラーになることは殆どないのでスムーズに作業ができました。
まとめ
メリット
- Macで確定申告に使える
- マイナポータルへのログイン・確定申告・青色申告が可能(要マイナンバーカード)
- Edy、WAONの残高確認やチャージが可能
- 交通系ICカードの履歴を確認、出力も可能
- スマホと違い読み取りエラーが少ないのと読み取り時の手間が少ない。
デメリット
- スマホでもほぼ同様の機能がある
- 価格が4000円程度とやや高価である。

マイナンバーカードや交通系ICカードの履歴確認を頻回に使う人でないとメリットは少ないかもです・・・
ただ家族がいてマイナンバーカードを使って一気に手続きをしたりするのなら備え付けのパソリ300があればぐっと楽になると思います。
もともと日本のスマホはFeliCaの導入がされていたのですが・・・アプリの開発とマイナンバーカードの普及が遅れていたため10年前に発売されたパソリ380が絶対必要な場合がありました。
ここ数年でスマホのアプリが開発されたのでパソリ300は絶対必要なものではなくなってしまいましたが・・・使ってみるとスマホでの読み取り失敗やQRコードの読み取りなどがなくなり4000円以下でストレスフリーになると思えば費用を払ってもいいかなと思います!!

こんごマイナポータルの機能が充実して補助金や給付金の手続きが簡単にできる可能性もありますので費用に見合った満足度はえられると思います!
今回はここまでです。
パソリ300を使って今年の青色申告をする予定ですので、青色申告が終了したらまたご報告できればと思います。
今日も一日みなさんにとっていい日でありますように!!
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