医学部受験の基礎知識②~医学部受験の塾・予備校選びはどうしたらいいの?~
こんにちは!へげらもげらです。
今回は医学部受験のために必要な
- どんな塾がいいのだろう?
- 予備校はどんなのがあるの?
- 合格実績ってただしいの?
を考えていこうと思います!
住んでいる地域などによって選べる学習環境は違うと思いますが・・・自分にとって最善のものを選べる手助けになればと思います。
では、いってみましょう!!

再受験・多浪の経験のあるへげらもげらです。失敗も多かったですが成功もしてますのでご安心を!

目次
医学部受験の塾・予備校の選び方
塾・予備校の種類!
- 大手予備校(駿台、河合、代ゼミなど)
- 東進衛星予備校(ビデオ授業が主体のところ。)
- 地元の大きめの医学部合格実績のある塾や予備校
- 医学部進学系予備校
- youtuberの予備校
- 家庭教師

選択肢が多すぎて選べないやん!!
大手予備校(駿台、河合、代ゼミなど)
基本的には受験を考えると絶対でてくる予備校の名前ですね。(代ゼミは規模をかなり縮小しましたが・・・まだまだ有名講師が在籍したりしてます。)
授業時間の長さ(50~90分)やクラスの人数(15~100人以上)とそれぞれ予備校の特徴はあります。
大手予備校はかなり在籍する学生の数が多いので、大体は志望校と学力別でクラスが別れています。
- 国公立か私立医学部志望か?
- 偏差値上位校か下位校志望か?
- 個別指導やオンライン授業などのサポートがあるのか?
大手になると基本的にどんなニーズにも答えられるようにとコースがたくさん設置されていることが多いです。
ただコースが設置されていても実質のレベルは??
というところもあるのは事実だと思います。
もしも大手予備校に入るなら
- 国公立or私立どちらでも上位コースに入れるよう努力する!
- 下位コースに入っても、クラスは入学後の成績で変わったりするのでより上位を目指す!
などのとりあえず短期的な目指した方がいいと思います。

もちろん、医学部合格が長期目標ですが、夏になると目標をみうしないがちになるので、短期と長期の目標でのりきろう!
オンラインとの違いは周りに人がいて競い合う状態が作れるというところにあるので、できるだけいい学習環境を目指して頑張り、医学部合格を目指す!
あと講師への質問やチューターなどへの質問は基本無料でできるようになっています。
別料金での個別指導・オンライン授業・AIを利用した学習サポートが大手予備校でもありますが、そこは本筋ではないと思います。
基本的には高校の授業形態の延長をベースにしている大手は少し出遅れている感はすこしあります。
サプリメント的な使い方は東進衛星予備校・スタディーサプリなどの方が優れているので、自分に合わせて選択するのがいいと思います。

大手予備校でも医学部専門校舎をもっていて河合塾なら麹町、駿台なら市谷があります!そんなに2つとも離れておらず1日で周れるので見学してみてもいいかもしれません。(へげらもげらは駿台市谷にお世話になりました。)
東進衛星予備校(ビデオ授業が主体のところ。)
私は通ったことはないのですが・・・
コマーシャルの量をみると勢いのあるのは東進衛星予備校だとおもいます。
東進衛星予備校は担任が1人つき1年間のサポートをしてくれます。
受講コースが少なければ・・・安いですが、取るコースを増やせば増やすほどどんどん学費が高くなりますので注意が必要です。(商売的にも担任の先生はコースの受講を勧めてきます。)
担任のアドバイスに従って選択していくという形になると思いますが・・・選択していくということにめんどくささを感じるのなら、予備校や塾などに通うことをおすすめします。
ビデオの画質が悪かったりや古い映像の使い回しが多いなどの問題点も口コミでありますので、無料体験などをしてみて考えてもいいかもしれません。
やはり売りは駿台・河合・代ゼミから引き抜いた超有名講師陣の授業をビデオだけど受講できるということですね!!(テレビで有名な林修先生も東進ですね。)
他の予備校と違ってビデオがメインでチューターは先生ではない時もあり、疑問に対する質問への対応は評判はあまり良くありません。

1年をとうして通うというより、ここが苦手で伸ばしたいという科目を有名講師のわかりやすい授業で克服するというサプリメント的な使い方と思います!
(個人的には同様の使い方でスタディーサプリというアプリも評判はいいのでサプリメントとして使用するのはいいと思います。)
他の大手予備校も地方の塾と提携してビデオ授業をサプリメントとして使えるなどのサービスもあります。
地元(地域)の大きめの塾や予備校
基本的にどこの県にもあるその地域ではすごい有名な予備校です。
昔は予備校や塾の情報がなかったため成り立っていたという印象ですが・・・
- 圧倒的にそこの地域周辺医学部の合格率がいい!
- ただ地域以外の医学部進学者はあまりいない。
そういった地方の予備校はまだあります。(へげらもげらの通った高松予備校もそうでした。)
ただ医学部入試でも悩ましいのは
どこの田舎でもいいから医学部にはいる!!
という目標にしているのなら、地元の大手塾・予備校は向かないことになります。
なぜなら地方から離れると受験対策・面接情報などの情報が極端に少なくなります。(自分にあった医学部を探すのが大手予備校と比べると難しくなります。)
学費は100万~150万円程度と大手予備校より少しすくないくらいのイメージですが奨学生などは大手と医学部志望の成績ならすぐに半額とかになりますので、安くなります。

やはり講師の授業のわかりやすさは大手には劣ります。人数が少ないため親身に学習環境を作ってくれたり、大手に比べて金額のやすさは魅力ですね。
医学部進学系予備校
ここはかなり闇が深いです。
ここで合格したという話があるところもあれば・・・
全くサポートがなかったという情報まであったりします。
学費は600万円~ぐらいが目安みたいですが、実際はサポート代や夏季・冬季・直前サポートなどで1000万円を超える事が多いみたいです。
- 私立のどこかに受かりたい!
- マンツーマンで誰かに見てもらわないと勉強できない。
- そもそも勉強ってどうやるの?
- 他の予備校に通ってある程度成績あるけど受からない。
ような人には向いているかもしれません。
わたしも1浪目はおそらく勉強の仕方がわからない状態でしたが、医学部志望ではありませんでした。
そのため、高松予備校に通って勉強習慣はついたと思います。
基本的に医学部専門予備校は絶対必要ではないと思いますので、最初から医学部進学予備校に頼るのではなく、別のところを試してだめだったらお願いしてみるという形がいいかなと思います。
ただ、ここまでサポートされないと受からないのでは合格後進級・卒業できるのかというのが少し気になります。

勉強習慣がない状態なら勉強習慣をつけれる他の予備校に通ってみる。それでも受からないときは医学部受験の情報がそろう医学部進学系予備校に通いましょう!
youtuberの予備校
最近youtuberの医学部予備校が流行っています。
売りは現役の医師や医学部生が始めているというものが多いと思いますが・・・
- 医学部youtuberは医学部の受験情報を手に入れるのはとても役立つ。
- 設立されて年数が浅いので受験に本当に役立つかどうかはまだわからない。
- 授業料の金額があまり明示されていないところもある。
なかなか、youtuber系の予備校は本を出版していなかったり、授業がどの様になっているかがはっきりしないため・・・おすすめはしにくいのが現状です。
ただyoutubeの発信力のため学生数はそれなりにいるようです!!
もしかしたら秘伝のタレのような方法で医学部に合格させてくれるかもしれませんが、私なら地道な方を選んだほうが医学部受験に近くなると思うので、最初からは選ばないかなと思います。

他の予備校や塾で授業などのシステムが合わなければ、試して見る勝ちはあるかも?
家庭教師
いきなりですが実は家庭教師には2通りあります。
- プロ家庭教師
- 学生家庭教師
基本的に学生家庭教師は医学部生にとっていいバイトになります。
自分が勉強できるから相手に勉強教えるのが上手というわけでもありません。(医学部の学生は自分で学習することを前提にしていて、ほとんどの人が受験期は1日数時間以上の自主学習を苦にしないようなメンタルを持っていてそれを普通と思ってる人もいます。)
また家庭教師も1人の人間なので・・・全ての教科ができるわけではないのと、受験のときの担任のようなトータルサポートは難しいです。
家庭教師で医学部受験を考えるなら
- 学生ではなくプロ家庭教師に頼む。
- 家庭教師に全てを頼まない。(東進やスタディーサプリのようなサプリメント的な使い方をする。)
- 医学部生なら合格後の学生生活を教えてくれたりするのでモチベーションアップになる。

家庭教師は本当に当たり外れがあります。可能なら、身近で誰かを合格させた実績があるような人を選びたいですね!

合格実績って信じられるの?
これは受験戦争と言われていた時代からよくあったのですが・・・
駿台+河合+代ゼミの合格実績を足すと東大の合格者数を超えてしまう!
今なら
駿台+河合+代ゼミ+東進+医進系予備校とかになるんでしょうかね。
昔は模擬試験やプレオープンテストなどの試験を受けた人も予備校の生徒として数えて合格実績に載せていた時代もあったようですが・・・個人情報の問題と批判されたため、やめたようです。
ただ、それ以降によくあったのが・・・(へげらもげらが駿台市谷のときの実話です。)

今日は代〇〇で自習してくるね!

代〇〇にもかよっているの?

らいぞう
うちの高校は名前だけで代〇〇のスカラーシップが出るんで、模試とか自習室がタダになるから在籍だけはしてるんだよね。
模試を受けただけの学生の実績は使わなくなったみたいですが・・・東京の有名進学高校の学生にスカラーシップを乱発して在籍だけさせておいて合格実績を増やしているというところもあったようです。(ただし、言っていた本人は普通に医学部にいく実力はあったので模試の成績とか高校での順位とかも考慮されていたかもしれませんが・・・入塾テストとかは受けたことないといっていました。)
今では冬季講習・夏期講習などのある期間にある程度授業を受けていた学生は合格実績に含めるというような形になっているようです。

水増ししている予備校の発表している合格実績も数十人単位で変わるわけではないので・・・各予備校の実績はほとんど横ばいだと思いますので自分にあったところを選びましょう!

学費ってどれくらい?
- 大手予備校は100~200万円
- 東進衛星予備校は50~200万円(選択講座数による)
- 地方予備校は100万~150万円ぐらい(奨学金など成績によるキャッシュバックが豊富)
- 医学部進学系予備校は600万円~
- youtuberの予備校 ???万円
- 家庭教師4000円/h~(教師の実績などのランクによる)
大手予備校の授業料
大手予備校はテスト代込みの通年で90~100万円、夏期講習+冬期講習などを申し込めば100~200万円となります。
優秀なチューターや講師に質問が無料でできるので全てコミコミで考えるとお得かもしれません。
東進衛星予備校の授業料
大手衛生予備校も通年50万円のような表記もありますが、それは最低価格で複数口座を受けることが前提だと思うので、意外と100~200万円と金額は多くかかる印象です。(金額的に考えると全てがセットの大手予備校のほうが割安感があるかもしれません。やはり衛生予備校はサプリメント的な使い方のほうがいいかもしれませんね。)
地方予備校の授業料
地方予備校は夏季・冬期講習をふくめて100万円ぐらいと大手に比べると半額ぐらいです。また奨学金も出やすいので、その地域の医学部だけにしぼって進学を考えているならありかなと思います。
講師がウリと言うよりは学習環境を重視しての予備校選びをおすすめします。(講師が目的なら大手予備校に行ったり、サプリとして東進を使ったりもできます。)
医学部進学系予備校の授業料
医学部進学系はマンツーマン授業などの個別指導や自習ブースが専用だったりするのもあって600万円~ぐらいが相場のようです。
ただ夏期講習・冬期講習やサポート台で1000万超えも普通にあるので、通うとしたらそれなりの覚悟が必要となると思います。

医進系予備校は最初の書かれている学費よりも大幅にアップして1000万円/年がザラにあります。多浪していて同しようもないときのリーサル・ウェポンかもしれませんが・・・高いですね。
youtuberの予備校の授業料
youtuberの予備校は正直・・・価格が明示されていないためわからないのが正直なところです。資料請求すればわかると思いますが・・・ただ、医学部進学を目標にしているので金額的にはかなりの金額になると考えられます。
オンラインがメインでやっているところもあるので、安い可能性もありますが情報が少なくてはっきりわかりませんでした。
家庭教師の授業料
家庭教師はランクにもよると思いますが学生なら4000円/hぐらい、プロなら1万円/hぐらいの時間給になるのではと思います。
金額的にはこれも通年ではなくサプリメント的な使い方となると思います。

環境は自分にあったいいところを選ぶのは大切です!ただ一度選んだのならある程度不満があっても一生懸命やりきるのが大事!

まとめ
- 1年間通うなら大手予備校や医学部進学の実績のある塾などを選ぶ。(勉強のパターンと仲間を作る)
- サプリメントとして東進衛星予備校・スタディーサプリ・家庭教師で苦手分野の克服や好きな分野を伸ばしてみる。
- 医進系予備校は上記をやってだめで、最後の頼みの綱として考えてみる。
- youtuber系予備校ははっきりしないところもあるが、人気もあるため自己責任で利用してみてもいいかも。

予備校や塾もいろいろあるけど目的別に使い分ければいいと思います。
結局はどんな有名予備校講師にならっても・・・
どんなに設備がいいところで勉強しても・・・
どんなに予備校にお金を払っても・・・
学習時間が少なければ医学部合格は難しいのは事実だと思います!

受験の時だけでも自分の最大限の努力をしてみましょう!
今回はここまでです。
今日も一日みなさんにとっていい日でありますように!
コメント